第17回 林忠四郎講演会

略歴

1920年 京都市生まれ
1937-40年 第三高等学校 理科甲類
1940-42年 東京帝国大学 理学部 物理学科 (理学士)
1946-49年 京都大学 理学部 湯川研究室 副手,助手
1949-54年 大阪府立浪速大学(現在の大阪府立大学) 工学部 助教授
1954年 理学博士(非局所場理論のハミルトン形式)
1954-57年 京都大学助教授 理学部
1957-84年 京都大学教授 理学部
1977-79年 京都大学理学部長
1984年 京都大学名誉教授
2010年 逝去

受賞暦

1959年 京都新聞文化賞を受賞
1963年 仁科記念賞を受賞
1966年 朝日賞(文化賞)を受賞
1970年 英国王立天文学会エディントン・メダルを受賞
1971年 恩賜賞,日本学士院賞を受賞
1981年 英国王立天文学会外国人会員となる
1982年 文化功労者に顕彰さる
1986年 文化勲章を受賞
1987年 日本学士院会員に選出される
1988年 京都市名誉市民となる
1989年 米国科学アカデミー外国人会員となる
1994年 勲一等瑞宝章を受賞
1995年 京都賞を受賞
2004年 太平洋天文学会ブルース・メダルを受賞

研究履歴

1942年 東大卒,核理論と素粒子のゼミ,論文紹介(GamowのURCA過程)
1946年 湯川研究室に入門
1947年 赤色巨星のshell-source模型の研究 (Prog. Theor. Phys. 2, 127)
1950年 宇宙初期のp-nの存在比の研究 (Prog. Theor. Phys. 5, 224)
1950-55年 素粒子論の研究
1955年 天体核現象研究会(京都大学基礎物理学研究所)
1957年 原子核理学教室と研究室の創設
(当初の研究テーマは「星の進化と元素の起源,地上の核融合」)
1961年 ハヤシ・フェイズの発見 (Publ. Astron. Soc. Japan, 13, 450)
1962年 論文HHS (星の進化)を発表 (Prog. Theor. Phys. Suppl. no 22)
1970年 太陽系の起源,星形成の動的過程の研究
1985年 太陽系の起源「京都モデル」のレビュー
(Protostars & Planets II(Univ. Arizona P.), 1100)

晩年に著した自叙伝をはじめとして研究と教育に関する活動は,次の本にまとめられています。
佐藤文隆編「林忠四郎の全仕事 --- 宇宙の物理学」(京都大学学術出版会,2014)

林研究室出身者(抜粋)

杉本大一郎,佐藤文隆,冨田憲二,中野武宣,中沢 清,松田卓也,池内 了,佐藤勝彦,富松 彰,高原文郎,中村卓史,中川義次,前田恵一,水野 博,小玉英雄,観山正見,佐々木節,関谷 実,小笠原隆介,大原謙一,小嶌康史,森川雅博,井田 茂

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